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保護者につき

4月 2, 2011

震災から3週間。
そんなに経ったか?
時間の感覚がおかしくなったみたいだ。

被災はしていない。
家族も家も無事。
いろいろと品薄だけれど、備蓄もあったので困窮はしていない。
勤務先も計画停電の影響は受けていない。

それでも、この3週間はジワジワと効いてくる重さの中で過ごしていた。

自分ひとりなら、もともと長生きしたいとも思っていないし、なすがままで良いと考えていただろう。
でも、息子がいる。
もし自分で考えられるほどの年齢で、同じくなすがままで良いと判断すれば、それはそれでいい。街を出る、国を出ると言うならそれもいい。
けれど今はまだ、私はこの子の「保護者」だから。
この子にとってのベストは、私が考えてやらなくては。

「ただちに影響はない」=「そのうち影響がある」だと思っているが、
今日現在のところ、避難するダメージ>避難しないダメージと判断している。
完全な文系脳のため、事態をきちんと理解することは難しい。
できるだけ多くの意見を読んで、「危険厨」でも「安全厨」でもないあたりを参考にしている。
毎朝毎晩、各地の計測値をネットで調べ、自分の判断は間違っていないだろうかと自問自答している。

——————-

目を覚まさなければ。
3週間の時間の流れを実感できないほど、私の感覚は鈍っていたのだ。
きっと心のどこかで、殻に閉じこもって見守っていれば事態が好転するのではないかと期待していた。

それは、もうない。
悪化したまま、もしくはさらに悪化。

そこまで認めたうえで、その中で子どもを守り、生きていく腹を決めなければ。

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2件のコメント

  1. 私も同じことを考えていました。一日中。
    もし独り身ならば何も怖がることはない、太く短く生きてやろうと思った。でも、子供という守るべき存在が出来た今は違う。避難した時のメリットやデメリットを天秤にかけて「現在」のベストを探っている状態です。


    • >きりんちゃん
      姫はまだちっちゃいから、もっともっと心配だと思う。
      何が正しいのか、5年後、10年後にならないと結果が出ないというのも判断を難しくさせてるよね。
      いざ「危ない」となったとき、頭では分かっていても、本当に今の生活を捨ててすぐに避難できるだろうか・・・
      若い頃と比べて、生活を背負っている分だけフットワークが重くなったのが見にしみます。



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