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テオ・ヤンセン展

2月 7, 2009

★究極映像研究所★様で紹介されていた「テオ・ヤンセン展」、気づいたのはおとといで、今日さっそく行ってきた。

まぁ私の関節フェチは、普段は主に金属に向けられているわけで。
最たるものがAT-ATであり、または工場で働くアームマシン系なども好物。
しかしヤンセン氏のアニマルたちはちょっと違う。

廃材であるプラスチックチューブで作られたクリーチャー達は、生き物として創られ、「進化する」と表現されているだけあって、どこか「ナマ」っぽい。
クランクやピストン運動も、機械のようにスムーズではない。
スムーズではないからこそ、有機物的な雰囲気がうまれる。
そのたどたどしさが逆に母性本能をくすぐるというか…生まれたばかりの仔馬に対するように、思わず「がんばれ!」と声をかけたくなる。
動作自体はよく見る機械の動きなのだけれど、廃材を手折り、糸で縛り、風を動力として、あえてナマモノとして表現されると別の印象が生まれるのが面白い。

しかし、展示物や参考映像を見ているだけだと、何だかもどかしい感覚に陥る。
「あとちょっとで思い出せそうなんだけど…」 というのと同じ感じ。
デモンストレーションを見て初めて、「あぁ!!」 と全てが繋がった。
こういうことか! と納得がいくのだ。
何が? と言われても困るけれど。

アニマルたちに向かうヤンセン氏は、まるで父親のようで暖かい。
実際に目の前でアニマルが歩き始めたとき、彼の目線に近づけた気がする。
スタッフの人たちが熱心で、展示物であるアニマルたちに感情移入しているように見受けられるのも、このとき初めて納得がいった。

ずっと接していれば情がわく。
壊れて(=死んで)しまえば涙さえ流すかもしれない。
そんな対象になり得る展示物なのだ。

この生き物たちがどこまで進化していくのか。
電気もモータも使わずに、ロボットたちとは違う道を歩んでいく彼らの今後が気になる。
ヤンセン氏は分類的には変人だと思う。
新たな感覚を与えてくれた愛すべき変人に感謝。

「テオ・ヤンセン展」公式HPはこちら

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