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明けました

1月 2, 2009

煙りをあげて。汽笛を鳴らして。

あっという間に年が暮れて、気が付いたら年が明けて。
そもそも、何が終わるわけでもないし何が始まるわけでもない。
新年のカウントダウンなんて人間が勝手に決めた区切りに過ぎない。

だけど待て。
もしもこの区切りがなかったら。

ヒトの営みは1サイクルが長い。
生まれてきて、先代から生きる術を引き継いで、新しい世代を生んで、生きる術を伝えて。その後、死まで時間が余る。
サイクル中の仕業ひとつひとつにも、それぞれ時間がかかる。

この状態で区切りがなかったら。
毎日毎日同じことの繰り返し。先の見えない単純生活。

もちろん日々それぞれ、新しい出来事もあれば、成長、出会いに別れ、挫折と成功…事件は起こる。
でも基本、種族としての営みが延々と続く。
目覚めて働いて食べて繁殖して眠る。

耐えられないと思うんだよね、そんなの。
どこかで一旦リセットして、心機一転スタートする時がないと。
嫌なことも辛いことも、去年のことさと置いてきて。
どうせ目の前に待っているのは昨日の続きだと分かっていても、深呼吸して新たな一歩を踏み出したい。

正月準備の忙しい中、きんとんの鍋に張り付く数十分の間だけ、ふと時間の流れがゆっくりになる。
黒豆の鍋を左に睨みながら、右手のへらはゆっくりと黄色いペーストにのの字を描いている。
そして考える。

あぁそうか。今年も終わる。
息子は一年間健康に過ごした。
その笑顔は、まだあどけなさをたっぷりと残している。
自分もおおむね健康でこられた。
稼ぎは少ないがこのご時勢にまだ仕事はあるし、食うに困るでもない。
それに、たくさんの人たちに良くして貰った。
幸せなんだな。
来年もこの幸せを逃さないように、地に足をつけ、顔を上げてやっていこう。

そうして新年がやってきた。

あぁつまり、人間が勝手に決めた区切りなんだけれど、
いやむしろそうだからこそ、できるだけ意識して迎えたいと思う。
大掃除も年賀状もおせち料理も年始回りも、日常にはないことだから正直ちょっと面倒ではあるが。
ここできちんと儀式をこなして仕切り直すのが、自分の精神衛生上も良いのではないかと思ったのでした。

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3件のコメント

  1. あけましておめでとうごじゃーます

    今年もマトカさんはきちんとお節を作っているんだろうなぁ~と期待したとおり作っていてくれてなんか嬉しい。守ってくれ日本の伝統。(よそ事…)

    私の周りもいろいろ厳しい年になりそうですが、なんとか頑張って生きてゆきます~!
    今年もよろしくです。


  2. あけましておめでと☆
    おせち作るなんてステキです。。。
    今年もまたよろしくぅ♪


  3. >モエルさん
    おめでとうございます!
    365日中に年末の3日ほどしかまともに料理しないくせに、それで帳尻合わせてるつもりなんですよ。
    冗談じゃなく本気なんですよ。

    こちらこそ、本年もよろしくお願いします。

    >ゆきねぇ
    おめでとー
    ステキでしょ?お正月くらいステキを演出しないとね。
    また(笑)よろしくねw



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