サヨナラの足音
6月 20, 2008窓枠の角の丸みがよい。
枠組みの渋い焦げ茶色がよい。
5階はレストラン?カフェ?アーチ型のシルエットと暖色系のライトがよい。
左隅の非常口がギリギリ無粋でよい。
小学校に入ったら、急に「自分の世界」を生き始めた。
身体は分離しても、保育園に通っても、自転車が乗れるようになっても、どこかカンガルーの母子のように寄り添ってる感があったのだけれど。
お腹の袋から顔を出してキョロキョロ。
時にはピョイと飛び出して、でも今はまだ、すぐに戻ってくる。
だけど視線は外の世界に向かっている。
いつか出て行ったきり戻らなくなる日が来るだろう。
ぼちぼち子離れの心積もりでもしておきますか。
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